子どもの困った「わがまま」への対処法

こんにちは。毎日通いたくなる療育スクールcocoro北習志野です。

子どもの困った「わがまま」への対処法

目に入れても痛く無いほどかわいい我が子。

特にぐっすり眠る姿は天使のようです。

公園で楽しそうに笑い、遊ぶ子ども達を見ると愛らしい気持ちになります。

しかし、時に子どもの困った「わがまま」にヘトヘトになることもあります。

cocoro北習志野では限られた人数のスタッフで児童をお預かりしています。

1人の児童にに付きっきりというわけにはいきません。

そんな中で「わがまま」と呼ばれる行動を起こす児童もいます。

例えば

・グズグズ泣いてその場から動かなくなってしまう

・駄々をこねて大暴れする

・隠れてしまう

こんな時のcocoroでの対応についてお伝えしたいと思います

ある日の出来事

ある日、児童A(小学校中学年)は先生はE先生と一緒に宿題に取り組みたいと思っていました。

E先生はその時は別の児童Bと遊んでいる真っ最中。

児童Aが「先生一緒に宿題やろう。」と声を掛けるも、
「Bさんと遊んでいるからちょっと待っててね。」

と返事をすると泣き出してしまいました。

状況(できない理由)を伝える

今回の場合は児童Aに対して

児童Bと遊んでいる時間の途中であること、

一度に両方を行うことができないので、先に遊んでいた児童Bとの遊びの時間の後に児童Aとの宿題をすると、

順番があることを伝えました。

児童Aはなかなか気持ちを切り替えられずに遊び終わるまで泣いてしまいましたが、

このように児童Aに対して児童Aが置かれている状況を感情的にならずに客観的に説明することで

『自分の思い通りにいかなかった』ことには理由があった。

自分のことを否定された訳ではなかった。

と冷静になった時に受け止めることができるようになります。

子どもの困った行動やわがままには理由がある

・自分の今「やりたい」という欲求が満たされない

・誰かをを独り占めしたいのにできない

・さみしい、かまってほしい…などなど

このような状況で子ども達は自己主張をするために大人から「わがまま」と思われる行動を取ります。

状況を考えることも、気持ちを伝えることも。感情を整理することも子どもたちはまだうまく出来ません。

その時の感情をそのまま爆発させることで初めて自分を主張することができるのです。

今回の児童Aは泣き出すことに留まりましたがもちろん怒って暴れ出したり、しつこく何度も訴えてくる場合もあります。

心や時間にゆとりがある時は大人も冷静に受け止めることができますが、毎日の子育ての中ではイライラが募ってしまうこともあると思います。

わがままへの対処法

『子どもがとる行動には理由がある』ということを思い出すことができた時は

意識してイライラと一緒に「もう吐けない!」というくらいまでひとつ大きく息を吐き出してみてください。

そして一度お子さんの行動を否定せずに受け止め理解を示し、

冷静に状況(できない・困っている理由)を説明し、

「〇〇にこうしてもらえたら嬉しいな」と伝えましょう。

行動が少しでも改善されればたくさん褒めてあげてください。

大人の感覚では褒めるに値しない変化であっても、

褒めることで自信に繋がり行動が変わっていきます。

もちろん子どもの感情の爆発がこれで必ず収まるわけではありません。

しかし、このような対応を続けていくことで信頼関係が強まります。

安心して自分を表現出来るようになれば子どもは感情を爆発させる必要が無くなります。

まずはこの記事を思い出した時から。

少しずつその回数が増えていくと良いですね。


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