褒める子育てに感じる違和感や疑問の原因

こんにちは!『あそびは心を育てる』楽しく学び毎日通いたくなる療育スクールcocoro北習志野教室です。

褒める子育てをしよう!
子供は褒めて伸ばそう!

こんな言葉を耳にすることが多くなりました。

cocoro北習志野教室では子どもたちが主体的に行動できるようになることを療育する上で大切に考えています。

自分に自信を持ち、自ら考え、主体的に行動する。

そんな力を育むには『褒める』ことがとても大切です。

しかし、

・うちの子、褒めるとすぐ調子に乗るから・・・
・褒めると満足してやらなくなるんじゃ?
・褒めるってマンネリ化するよね?
・甘やかすのと何が違うの?

こんな風に考えたことはありませんか?


またご自身の経験上、褒められた時にこんなことを感じたことはありませんか?

・褒められたようだけど、全然ピンと来なかった
・お世辞、社交辞令、とりあえず感を感じた

『褒める』ことは大事なことだとわかっていても、『褒める子育て』に違和感を感じる方も多いのではないでしょうか?

今回は『褒める子育て』の違和感の原因や褒め方の大切なポイントをご紹介します。

大切なのは目的、正しく褒めることで身に付くこと

どうして子どもを褒めるのでしょう?

一昔前の日本の教育は躾けることが大切にされていました。
他人様に迷惑を掛けないように、周りの子と比べて遅れを取らないように。
親、先生を始めとした大人の『常識』や『正解』を示し、そこを目指すように。極端な言い方をすれば矯正するようなイメージの教育方針が一般的でした。

もちろん褒めることも大切に考えられていました。
が、それよりも『正しくない』とされていることを叱って教える。

『正しい』とされていることを強いることが多かったのではないかと思います。

その結果、昨今問題視されているのが日本人の自己肯定感の低さ、自分の力で考える力の低さ、主体性の無さ。

世界の教育についての情報も手に入りやすい現代において、そんな背景からこれまでの教育を見直す動きの一つが『褒める子育て』です。

自分に自信を持ち、自分の頭で考え判断し、自らの意思で行動できる。

・自分に自信を持つことで、才能を開花することができる。
・自分の頭で考えることができるから場に応じた善悪の判断ができる。
・自らの意思、好き・嫌いなどが認識できているから、誰かに言われなくても主体的に行動することができる。

正しく褒めることでこんな風に自己を確立していくことができると言われています。

自分の可能性を信じて楽しく幸せに生きて欲しい。
それがいつの時代も共通の大人がが子どもたちに抱く想いです。

褒める教育の違和感の原因、NGな褒め方は無気力な周りの顔色を窺う子を作る⁉︎

一方で『褒める教育』に違和感を感じる方も少なく無いでしょう。

褒めることが悪いとは思わないけれど、何でもかんでも褒めれば良いってもんじゃ無いでしょ?

その通りです。

実は『褒める』ことによってお子さんにこのような影響を与えてしまうことがあります。

・自分に自信が持てない
・自分の価値基準が育たないので、誰かに判断を求める
・誰かに褒められることがモチベーションなので、自分自身の本当にやりたいこと、好きなことが見つからない

自分に自信がなく、人に判断を委ね、何が好きかわからず、やる気も出ないので誰かに言われたことしかできない

なんと、真逆の効果を与えてしまうこともあるのです。


『褒める子育て』による結果の違いの原因

『褒める子育て』による結果の違いはどこにあるのでしょうか?

大きな要因は2つあります

・大人がコントロールをするために褒めた
・関心が無いままに褒めた

大人がコントロールするために褒めるということは、極端な例で言えば大人にとって都合の良い『結果』に対してだけ褒めることを繰り返すことです。
例えば、「勉強をしたからエライ」「ご飯を全部食べたからエライ」など。

それは大人からの『評価』になってしまい、一昔前の『正しく躾ける』の形を変えたものだと言えます。

また、一生懸命話しかけてくる子に対して関心を持たないまま流れのように「すごいねー」「えらいねー」ととりあえずのように褒めること。

友達や会社の同僚の間でも経験がありませんか?

全然スゴイと思ってないでしょ?という「スゴイ」や
何に対してスゴイなのかよくわからなくて褒められてると思えなかった経験が。

『褒める子育て』に感じる違和感。
褒めたら調子に乗ってやらなくなる、褒めるのマンネリ化…

そんな疑問や違和感の原因はこういったNGな褒め方にあります。

次回はこちらの記事を踏まえて子どもの褒め方、NGの褒め方をお伝えします。
今回の記事をきっかけにお子さんとの良い関わり方、NGな褒め方を考えてみてくださいね。


このようにcocoro北習志野では『遊び』を通して心を育てる療育を行なっています。

大人も子どもも大好きな『遊び』

元気に楽しく遊びながら周りの人とのコミュニケーションの取り方を身につき、挨拶を始めとした社会を生きる上で大切なマナーや順番を守るなどのルールへの理解が深まると良いですよね。

お子様の発達で気になることがある、療育施設を探しているそんな方はお気軽にご連絡ください。 

cocoro北習志野では一緒に働く仲間を募集しています。

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そんな明るく元気な方をお待ちしています。

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